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 石垣島トライアスロンに挑戦して体験したこと、思ったことなどを記録として書き(描き)残しました。

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その6「海から陸へ」


スイムの2周目のバトルは1周目よりは若干ましだったけど
それでも人との接触は避けられない。

呼吸も幾分落ち着いてきたが
練習でする普段の泳ぎは出来なかった。

最後の数百メートルは祈るように
腕を回した。
「早く着いて!早く着いてくれ〜!」

何度も人にぶつかりながらも
スイム終了〜〜

海から上がり駆け出しながら腕時計に目をおとす。
時刻は8時31分を回っている。

「おそ〜い!(汗)」

ウエーブスタートで8時1分のスタート。
27分間で泳いでスイムの終了は8時28分の予定だった。

3分以上余計に時間がかかってしまった‥‥

やっぱり練習とレースとは違うなぁ〜
厳しいぃ〜などと思いながら
バイクの置いてあるトランジットまで裸足で走って行く。


レース終了後に分かるんだけど
スイムの記録は30分34秒(290位)
,
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走りながらウエットスーツの上を脱ぎバイク君に近付く。
ボクのバイク君の周りのバイクは随分少なくなっていた。

あぁ〜やっぱりスイムに時間がかかり過ぎた〜
1組、2組の選手は大方バイクに乗りスタートをきって
いるようだった‥‥
兎に角、バイク君に駆け寄る。

ウエットスーツの下にはすでにウエアーを着ているので
着替えの必要は無い。

ウエットスーツのズボンを脱ぎ捨て
サングラスをかけヘルメットをかぶり、
素早くタオルで足の水を拭い
靴下、バイクシューズを履き、

準備完了!

あっ!ゼッケンベルトも付けた。
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バイク君を押して乗車位置まで駆けて行く。
乗車位置を過ぎたところでバイク君に股がり
ペダルに足を掛ける。

シューズはビンディングでペダルに固定されるが
慣れてない上に焦ってうまくハマらなかった。

ふらつき足を付いた。

他の選手の邪魔をしたので「すんません〜」と叫びながら
再びペダルに足をのせても一度やり直し。

今度はうまくペダルにはまった。
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ボクのバイク走行時間の目標は1時間20分。
平均時速30キロで走り続ければ
全長40キロのコースだから1時間20分で帰ってくる。

そんな目標だった。

バイクでゴーッ!

テンションは変に高まっている(笑)

夢中でバイクを走らせてる最中に思う。
オレって予定を立てるのが好きだったのかも知れない‥‥

しかしスイムでも予定通りにいかなかったから
バイクでも無理かもな‥‥

などと考えたけど「とにかく今のベストを!」と、
気持ちを切り替えペダルを回した。

..
..

つづく

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次へ

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