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 石垣島トライアスロンに挑戦して体験したこと、思ったことなどを記録として書き(描き)残しました。

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その8「ペダルの上から地面の上へ」


徐々に沿道にいる人が増えてくる。
ゴールも近いな‥‥

もう一息!

疲れもあるけど気分的に元気になり
張切ってペダルを踏んだ。

最終ゴール地点がバイクのゴールでもある
会場に入る。
人が沢山いて歓声もひときわ大きい。
自然にテンションが上がった。

後で振り返ると、このバイクがもっとも
楽に感じたパートだった。

練習が足らなかった分、力の出し方が
分からなかったからだと思うけど‥‥

そしてバイクのゴール!

下車位置でバイクから降り
小走りでバイクを押しながら
自分の所定の場所へ向かう。
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バイクを置く(架ける)所定の場所には
ゼッケンナンバーが印してある。
前方から2列目の出口寄りの場所。

ナンバー「178」を見つけ。

バイクをバーに架ける。

ヘルメットを帽子にかぶり直す。

バイク・シューズから
ランニング・シューズに履き替える。

準備OK!
ここで久しぶりに時計を見た。

何と!バイク終了の時間は当初目標としていた
時間とほぼ同じになっている。

ヤッホーッ!!

バイクは予定していた1時間20分より早いタイムで
走れたようだ。

レース後知ったタイムは
1時間16分52秒(156位)
予定より3分ほど早く、
スイムの遅れをほぼ取り戻したカタチになってた。
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最終種目のランには3種目の中でも1番自信がある。

ベストでは10キロを40分ちょうどぐらいで
走る力を付けてる。

ただスイム〜バイクの直後なので
疲れも考慮し2分のプラスで10キロを42分で
走ることを目標にしていた。

最終ゴールの目標タイムは2時間30分台前半。
42分で走りきれば確実に目標が達成できる。

それで時計を見た瞬間「いける!」と喜んだ。

場合によってはこのランを40分切りして華麗にゴール!

スイムやバイクでボクに差を付けた前を走る選手を
爽やかに抜き去り順位を一気にあげる!

一瞬にして妄想が脳内を駆け巡った。

が、それも束の間。

走り出した瞬間!

「なんだー?こりゃーぁ!?」
..
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まだつづく

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